「市の子ども施策の方向性」について(その2) かたはた智子の活動報告
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2008 年 6 月 29 日    
「市の子ども施策の方向性」について(その2)
〜平成20年第2回定例会・一般質問A〜
先日、国分寺市立小・中学校PTA連合会のPTA会員のための研修会があり、筑波大学名誉教授の藤田統先生のお話をうかがう機会があった。藤田先生は、長く大学教授をお勤めになった後、16年間、幼稚園の園長をされたが、園長の仕事のうち、半分は親対応だったとのこと。
 国分寺市の学校や保育園で、業務の半分が親への対応という状況だったら、現場からはどのような反応があるだろうか。
 藤田先生は、「子どもにかかわる仕事では、親対応も重要な仕事である」とおっしゃっていた。たとえば、幼稚園では、子どもが噛んだ噛まれたで相談に来られる人が少なくない。そのときに、「噛まれたくらいで、そんなに悩むな」と指導するのか、すぐに噛んだ子と親を呼び出して注意し、トラブルが広がらないように収めようとするのか。
 私もそうだったが、大事な子どもが他人に傷つけられる、あるいは傷つけてしまうという出来事は、親にとってものすごくショックな状況である。藤田先生はその思いをしっかりと受け止め、寄り添いながら、
でも、子どもの成長を見通したときに、噛んだ噛まれたという係わり合いも必要な経験なんだという視点を持って、親の気持ちを解きほぐしていかれたそうである。
 子どもの成長に必要な視点を親が持てるということは、親自身の力にもなると同時に、子どもに関する親同士の感情の行き違いも解消するし、何よりも子どもの成長にとって最大の応援になる。

子育て・子育ちは、ひとつの山を登りきっても、また次の山が待っている。
親にとっては、しっかりと子どもと向き合い、困難をともに乗り越えていけるだけの力をつけること。子どもにとっては、自分の力で人生を進んでいけるだけの力をつけることが大事ではないかと、私は思う。

武蔵野市の子育てSOS支援センターの相談案内のちらしに、ノーバディズパーフェクトの理念が書かれてあった。
冒頭にも述べたように、子どもや子育て家庭を取り巻く現状は、残念なことにますます厳しくなっている。だからこそ、もっと危機感を持っていただきたい。
子どもの成長をトータルに見通し、子育て家庭を取り巻いている現状も十分に認識した上で、
国分寺の子育て・子育ち支援で、何を大事にしていくのか、しっかりと意見交換し、方針を共有していくことがまさに不可欠である。



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