2007 年
7 月
18 日
カテゴリ:図書館について
学校図書館の充実に向けて(議会質問D)
〜公共図書館とも連携し、全市的な視点で資料収集・選書のしくみを〜
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今の社会は情報化社会、もっと言えば、情報過多社会とも言える。 日々、様々な情報があふれ、ともすれば流されてしまいそうにもなる。 だからこそ、今の社会を生きる私たち、特に次世代を担っていく子どもたちは、 情報の断片や、誰かが発信した根拠のない情報に振り回されるのではなく、 メディア・リテラシー〜〜多様な情報の中から何を選択するのか、また、自分はそのことに対してどう考えるのか、 主体的に情報を収集し、活用していく力をつけていくことが必要である。
1999年のユネスコ総会で採択された「ユネスコ学校図書館宣言」の前文に、 「学校図書館は、児童生徒が責任ある市民として生活できるように、生涯学習の技能を育成し、また、想像力を培う」とあるが、 私もまさに、同様のことを期待する。 また、市民自治を掲げる国分寺市にとっても、 次世代を担っていく子どもたちが、自ら情報を収集し、自ら考え、自ら決定する力をつけていくことを支援することは、重要な視点であるし、 その力を培っていく上で、学校図書館の担う影響は大きいものと思われる。
にも関わらず、これまでは学校図書館は、児童書を中心とした読み物を借りるところ、 あるいは、図書の時間に静かに本を読むところというのが、子どもはもちろんだが、 多くの教職員や保護者の持つイメージであった。 学校図書館の機能をしっかりと発揮するためにも、 ぜひとも、発想を大きく転換していただきたい。
「総合的な学習の時間」を導入するにあたって、 「新学習指導要領」では、「学校図書館を計画的に利用し、その機能の活用を図り、児童・生徒の主体的、意欲的な学習活動や読書活動を充実すること」と、記されている。
そこで、年間の指導カリキュラムにのっとって、 このテーマ・この授業では、教科書や手持ちの副読本以外に、どのような資料が効果的なのか、 既存の書籍だけではなく、地域の情報、企業や団体などの発行するパンフレット、新聞の切り抜き、ホームページなどのIT情報など、 幅広い範囲の図書や、その他の情報源を大いに活用することによって、 子どもたちの興味がどのように広がり、理解が深まっていくのか、あるいは、生きた知識として身についていくのか、 ぜひともしっかりとご研究いただき、取り組んでいただきたい。
けれども、今の学校現場の中だけでは、何千何万とある資料の中から、何をどうやってそろえるのか、 検討する時間や体制をつくっていくことが難しいであろうから、 その際には、ぜひ、選書の知識やスキルを持った公共図書館にご協力いただき、 このテーマでは、このような図書や資料があるという情報など、 意見交換できる機会を持っていただきたいことが一つ。
それと共に、各小学校や中学校、それぞれが単独で図書や資料を購入・準備するのではなく、 学校間で使いまわす、場合によっては公共図書館の機能を利用させていただくなどを前提にして 年間の購入計画を立てることによって、 効果的・効率的に学校図書予算を使うことができると思われるが、この点についてもいかがか。
教育長⇒これからの学校図書館は、公共図書館の持っている機能をいかに活用していくかにかかっている。両者の交流、連携を進めていかないといけないと思っている。また、それぞれの学校図書館が持っているものを共有化し、共同利用していくことについても、進めていくべきものだろうと思う。
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