2007 年
9 月
19 日
カテゴリ:不登校の問題
不登校支援に新たな視点を(9月議会質問A)
〜「スクールソーシャルワーカー」の考え方を取り入れよ〜
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不登校の数が減少した自治体の取り組みの成果の一つとして、 「スクールソーシャルワーカー」の存在が、あげられている。 文部科学省でも、「一定の成果があるようなので、成功事例を検証して促進させたい」との見解を出しているようだ。
私は、スクールソーシャルワーカーを配置しろというのではなく、 子どもを支援する上で、スクールソーシャルワーカーの考え方を、 ぜひ、参考にしていただきたいと思っている。
これまで、不登校はもちろん、 いじめや非行等の問題に対して、 当事者自身に問題があるとして、 当事者のみに変革を強いてきた。 でも、個人の問題で片付けるのではなく、 むしろ、家庭や学級・学校、あるいは地域など、 当事者を取り巻く環境を見直し、 生きにくさを感じさせる阻害要因が何なのかを、 しっかりと見極め、 それを改善していくという作業が、 これからは非常に大切になってくる。
そのことは、当事者のみならず、 その他の子どもたちにとっても、 生きやすい環境づくりに繋がっていく。
そして、そのような支援をしていくためには、 やはり、地域の中でさまざまな機関が連携して、 複合的に取り組んでいくことが求められる。
私はこれまで、特別支援教育の支援体制についても、 学校教育で単独ではなく、 福祉の分野との連携による取り組みを求めてきた。 不登校の問題についても、 教育と福祉が連携し、 複合的な支援体制を構築すると同時に、 ぜひとも、このような視点を持って支援していただきたいと思うが、いかがか。
教育長⇒不登校の問題を個人の問題としてではなく、不登校という事実が生まれる背景や、環境や、学校の実態など、全てを考えて不登校を捉えていかなければいけないという点について、私も同様に考えている。 現在、学校では担任あるいは管理職の校長、副校長、スクールカウンセラー、養護教諭、また今年度から虐待防止教諭を全校に位置づけ、エンパワーが発揮できるように努めている。 ただ、指摘のとおり、個々の担当が個々に仕事をしていたのでは、不登校あるいは虐待という問題について、有効な手は打てないだろうと、私も思う。 それをつなぐ役割として、スクールソーシャルワーカーを提案されていると思うが、導入がどうこうというよりは、個々に役割を担っている方々の連携をどうやって図っていくのか、今の学校において最大の課題になっていると捉えている。 スクールソーシャルワーカーについては、まだ研究が足りないし、スクールカウンセラーとどこまで持つ役割が違うのか、不明確な部分もある。また、どれだけ養成されているのかについても、課題がある。
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