2007 年
7 月
12 日
カテゴリ:不登校の問題
不登校の問題について(議会質問B)
〜支援体制の構築が急務!〜
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私がこれまで、市民の方からお聞きしたところによると、 不登校の問題に関して、 家庭内では母親、 学校内では担任の先生、保健室の先生、スクールカウンセラー、生活指導の先生、あるいは校長先生、 市としては教育指導室、トライルームなど、 それぞれ単独での取り組み、あるいは、抱え込んでいるという状況が少なくないとのこと。
学校に行けない、行きたくないという原因と背景は、 実に多様で複雑で、その子その子によってもいろいろと違うし、 また、同じ子どもであっても、時期によっていろいろと変わってくる。 だからこそ、特定の人の思い込みで対応したり、あるいはしなかったり、 どの子に対しても、どの時期にもワンパターンの対応というのでは、 残念ながら本当の支援には繋がらない。
苦しんでいる子どもたち、そして、その子どもを支えている保護者、きょうだいを含めたご家族の皆さんを支援していくためにも、 ぜひ、とにかくいろいろな人やしくみと連携して、 支援体制をつくっていただきたい。
そこで、この質問をするにあたり、 他ではどのような取り組みが行われているのか調べたが、 特別支援教育の支援体制に、とてもよく似た支援のしくみが、 不登校の問題でも求められていることがわかった。
以前にも提案しているが、 特別支援教育の支援のしくみの中に、不登校の課題も含め、 一人ひとりにあった個別支援計画を作成し、 いろんな人の関わりによって、 継続的にアプローチする体制を整えていただきたいが、いかがか。
教育長⇒その件に関しては、これまでもご意見をいただいてきたが、本市における特別支援の検討委員会では、限られた部分での検討をしており、障がいという部分で取り組んできていると答弁してきた。いずれにしても支援チームをつくり、特別な支援を必要とすることでは共通している。ご指摘は、十分理解しているつもりである。
市が定義している特別な支援を必要とする子どもの中には、 周囲の無理解や認識不足などから、 学校に行けない、行きたくないという状態にある子も いるのではないか。 そういう場合であっても、あくまで「学校に来ている子」しか、 支援しないということか。
教育長⇒そんなことはない。学校に来ていようと、来られない状態にあろうと、それぞれサポートチームをつくって対応をしていることに変わりはない。
そのときに、特別支援の対象となる子どもかどうかという判断は、 非常に難しい状況である。 国分寺市では、診断名が明確になっていなくても、特別支援の対象としている現状があることから、 できれば、もっと広い子どもたちを対象にしていただきたいと、私は思っている。 たとえば、他自治体の通級指導学級では、国分寺市が定義している特別支援の対象となる以外にも、 心因性の緘黙(かんもく)や不登校の子どもたちも、対象にしているところもある。 そういうことを含めて、今、残念ながら、不登校の子どもたちを支援する体制が、なかなかとられていない。
以前も申し上げたが、 今までは課題を抱えた子どもたちを、これまでは担任が抱え込んでしまったり、 逆に、担任のマンパワーのみにお任せした経緯があった。 でも、特別支援教育が導入されることにより、 組織的に支援する方向性が示されたことは、 なによりも子どもたちを支える上で非常に大きな力になる、 その点を、私は非常に期待し、評価してきた。 不登校の問題、いじめの問題に関しても、 同様に、組織全体でその子を支えていくという取り組みが、不可欠である。
その点を十分にご認識いただいて、 国や都が制度として決めたから、そのことに関してはそれに則ってやるけれども、 それ以外に関しては、また別の話というのではなく、 国分寺の子どもたちのニーズや課題に合わせて、 逆に今ある制度を使いこなしていく、という発想があってもいいと思う。 未然防止の視点も含めて、ぜひ必要な支援体制であるので、 早急に取り組んでいただくようお願いしたい。
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