2006 年
10 月
9 日
カテゴリ:発想の転換
ただ継続するだけでは、意味がない
〜平成17年度決算特別委員会に出席して〜
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かつて友人がこんなことを言ったのを、ふと思い出しました。 「最近、演歌って良いなと思えてきた。お茶のおいしさもわかってきたし、私も年取ったな〜」 実は彼女はまだ20代後半だったのですが(!?)、このように「演歌(なつかしのメロディを含む)、渋いお茶、和室に座布団、着物、囲碁・将棋・・・etc」が、まさに私たちの世代が抱いていた「お年寄り像」だったのです。
あれから、随分経ちました。 なつかしのメロディに私たち世代のかつてのアイドルが登場したり、敬老の日にジョン・レノン記念館でシルバー割引が行われたり、シルバー世代の渡航客が多いなどなど、 60代以降の人たちの生活様式や趣味などが、様変わりしているにもかかわらず、 市の実施している60代以降を対象とした「生きがい活動」(この名称もなんですが)の内容は、20年前の「お年寄り像」をそのまま引きずっているのです。 「事業の参加者も少なく、広がっていかない」というのが、毎年挙げられている課題なのですが、 「さもありなん」と思うのは、私だけでしょうか?
今回の審議で、このケース以外に、何点か「ただ継続している」だけの事業について指摘し、新たな発想での提案をさせていただきました。 ちょっと発想を転換するだけで、市民のニーズにもマッチし、サービスを享受できる市民を増やすことができるのです。
市の抱えている事業は何百とあるので、ともすれば流れ作業と化して、「予算を獲得して継続する」ことが第一の目的となってしまいがちです。 でも、市民のニーズとかけ離れた事業を実施したって意味がないばかりか、税金の無駄遣いです。 財政再建に向けた予算編成の中で、今のようになんでもかんでも職員にお任せのままでは、財源縮小がそのまま市民サービスの低下につながってしまう恐れがあります。 限られた予算を有効に活用していくためには、事務執行や事業実施、事業評価、事業計画などについて、行政と市民も含めた民間とで役割を分担していくことが不可欠です。
先の生きがい活動事業も、「ビートルズで英語を覚えよう」とか「『神田川』をギターで弾こう」なんていうメニューだったら参加したいと思う人が、けっこういるのではないかと思うんですが・・・。
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