褒められる子ども、叱られる子ども かたはた智子の活動報告
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2007 年 3 月 4 日     カテゴリ:子育て・子育ち支援
褒められる子ども、叱られる子ども

先日、小学校の保護者会に出席しました。
1年生と5年生それぞれの成長過程における注意点は違うものの、
双方の担任の先生に同じことを言われました。
それは、「もっと子どもを褒めてください」ということです。

たしかに、子どもの感情をしっかりと受け止め、尊重し、褒めるということは、
子どもの成長を支えていく大人の役割として、
とても大事なことです。
けれども一方で、今の親は、自分自身が忙しく、慌しい日々を送っていて、
なかなか精神的な余裕をもてない日常を過ごしていることもあり、
子どもを褒めるという行為すら、
けっこう至難の業になっている家庭が少なくないという現状、
もっといえば、社会的な課題も横たわっています。

一時期、「心の東京革命」をはじめ、“子どもを叱ろう!”というキャンペーンが一部で盛り上がり、
また、法律においても子どもたちの行動に対する厳罰化が進められましたが、
先日、総務省は、過去5年間の国や自治体の少年非行防止やいじめ対策の政策評価をし、
「国全体としては、効果を上げているとは言えない」との報告をまとめたとのこと。

家庭の中でも褒められたり、認められたりする機会が少ない上に、
一歩外に出ると、地域からも社会からも叱られ、監視され、
ちょっとした失敗も許してもらえず、
10代ですでに人間失格であるかのような烙印を押されてしまうような状況の中で、
果たして、どれほどの子どもたちが、自分らしく、伸び伸びと、豊かな毎日を
生きることができているのでしょうか。

私たち親も、自らを省みて、
家庭の中でしっかりと子どもたちに向き合い、
成長を喜び、感情の熟成を見守り、
「あなたを愛しているし、とても大事に思っている」という気持ちを、
常に子どもたちに伝えていきたいと思っています。
だから、社会全体でも、どうか、
成長過程にある子どもたちの存在を受容した上で、
子どもたちの行動に対する深い洞察力を持っていただき、
もっともっと子どもたちを褒めてやっていただきたいと思います。

【関連する活動報告】  
「少年法の課題と子どもの権利条約」学習会概要(平成16年4月)   
「少年法の課題と子どもの権利条約」学習会感想(平成16年4月)   
子どもの「問題行動」を考える(平成15年12月)

【関連する活動報告(ブログ)】
集団登校の付き添い
昨日の夜回り先生の講演後に…


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