2003 年
10 月
26 日
カテゴリ:子育て・子育ち支援
「子どもの権利」について考える
〜求められる大人の役割とは〜
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少年犯罪の低年齢化が問題になっていることから、求められる大人の役割として、 「もっと子どもに厳しくしよう!」「子どもを管理しよう!」という意見があちこちから聞こえてきます。 けれども、実はそんなふうに、子どもの意思を無視したまま締めつけたり、一方的に大人の価値観を押しつけることこそが、子どもたちを抑圧することになり、 結果的に、鬱屈した思いを反社会的な形で暴発させざるを得ない状況にまで追い込んでしまうことになるのです。
子どもの問題行動には、必ずそこに至った原因があります。 その多くは、自分が尊重されていないという疎外感や、権利を侵害されたことによる自己肯定観の低下が基になっていると言われています。 この状況から子どもたちを救うために、私たち大人が求められていることは、まず、「子どもも人格を持ち、権利を有する存在である」という意識に基づいた、「子ども観」の再構築です。 子どもとは、“指導が必要な未熟な存在”ではなく、“大人のパートナー”であるとして、子どもたちが発言する場を保障し、社会参加する意欲を支援していくなど、 子どもの最善の利益を支えるという視点が不可欠になってきます。
余談ですが、我が家には小学校2年生と4歳の子どもがいます。最近ひんぱんに上の子が下の子を叩くので、ついに昨日、きつく叱りました。 すると、「妹の方が悪いときもあるのに、いつもボクばかり怒られる」と言うのです。 そこで、私もハッとして「それでイライラしてたんだ。今度から一方的に怒らないようにするから、間違ったこと言ってたら、おしえてね」と伝えると、急に子どもの体から力が抜け、大声で泣き出しました。 その後、今までのことが嘘のように、きょうだい仲良く遊び始めました。
この一件で、「子どもの権利」について学習しているにもかかわらず、“子どもの力を信じきれてなかった”自分に気づかされました。 子どもたちは日常のいろいろな経験を通して、自分自身で問題解決していく力を育てています。子どもの持つその力を、どうやって引き出し、そしてサポートしていくか、 それこそが大人の役割なのではないかということを、あらためて思い知らされました。 これからも、子どもたちから教えてもらいながら、議員として、大人として、親の立場として、「子どもの最善の利益」を支えていきたいと思っています。
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