2003 年
9 月
29 日
カテゴリ:子育て・子育ち支援
暴力から子どもを守るために
〜9月議会で一般質問しました〜
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警察庁が8月上旬に公表した今年上半期の少年非行まとめによると、 少年が被害者となる事件は、前年同期比6・8%減となっていますが、性犯罪の被害者は、前年に比べ18・6%増加しており、 特に性犯罪の被害に遭った「小学生」は上半期で945人と、過去最多となっています。 実際に、子どもを性の対象とした大きな犯罪が立て続けに起こり、社会全体に不安感が募っています。
暴力は理不尽で、時として不可抗力なものもあります。絶対的な対策法というものはありませんが、私たち周りの大人は、子どもを暴力から守るためにできる限りの様々な対策をたてていかなくてはいけません。 そして、同時に、子ども自身の自己防衛力を高めるという取り組みも大事になってきます。
子どもに性的暴力に対する正しい理解・認識があれば、何か嫌な感じがしたときに、 子ども自身で、「これはいけないことをされている、だからNOと言っていいんだ」という判断ができ、 相手を拒否する、あるいは、その場から逃げるなどという行動がとれるようになります。 その成果はかなり大きなものです。
CAP(子どもに対する暴力防止プログラム)は、1978年、アメリカのオハイオ州で通学途中において、児童が非常に悪質な性的暴力を受けたことをきっかけに、地域の住民が立ち上がり、さまざまな専門家の力を借りて作り上げられたプログラムです。 もう二度とこういう悲惨な犯罪をさせない、地域全体で子ども達を守っていくのだという熱い思い・強い意思が伝わってきます。
東京都内においても、すでに、葛飾区、狛江市、多摩市、武蔵野市では学校教育現場にCAPを取り入れています。
市全体でCAPに取り組んでいくことは、 子どもや保護者に安心感を与えるだけではなく、 外向けのアピールにもなって、犯罪の抑制効果も期待されます。 こういう社会状況の中、子ども達を暴力から守っていくために、 国分寺市においても、ぜひ、学校現場において、全児童、そして全保護者を対象として、CAPに取り組むべきであると要望いたしました。
市長からは、「人権教育の一層の推進と、児童・生徒自らが危険から身を守る能力や態度を育成することがきわめて重要である」 また、教育長からは、「防犯学習は、学校ぐるみでやっていかなければならないと思っている」 との、非常に積極的な答弁をいただきました。
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