2006 年
12 月
26 日
カテゴリ:特別支援教育
特別支援教育について(議会質問H)
〜 平成18年第4回定例会・一般質問〜
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最後に、教育長にお願いがある。 この支援体制がきちんと整備され、 一人ひとりの子どもに対する支援がスムーズに実施されるようになったあかつきには、 ぜひ、あらためて、「特別な支援を必要とする」とはどういう状態なのか、ということを再検討していただきたい。
今年の3月に、国分寺市内で行われた、夜回り先生こと水谷修さんの講演にうかがった。 その中で、「いじめや非行、不登校や引きこもり、リストカットなど、 それぞれ表現方法は違うが、根っこの部分はみんな同じ。 家庭や学校や地域社会などで受容してもらえていないということ」との言葉があった。
私たちは、とかく表面上に現れた問題だけに目が向き、 対処療法的な対応をしがちである。 しかも、これまでは保護者とか学校の先生とか、 ごく一部の大人だけで対応せざるを得ない状況であった。 それで十分な対応ができるならいい。 でも、ほとんどの場合、大人の側だって、何をどうしていいのか分からない状態なのである。 その混乱の中での働きかけが、子どもをますます追い詰めたり、 あるいは独断的な取り組みによって、逆に悪影響を及ぼしてしまう場合も少なくない。
だからこそ、特別支援教育の支援体制のように、 多面的な視点を持った複数の大人、あるいは仲間たちに見守ってもらえるような状況が、 子どもの成長には必要なのである。 今議会において、いじめに関する質問がたくさんあった。 教育長はその中で、「虐められている子に対して支援をしていく必要がある。 さらに、いじめている側の子どもにも支援が必要なんだ」という答弁をされている。 私も、まさにそう思っている。
多くの子どもたちは、その成長過程において、悩みや課題と向き合い、 それを解決しながら生きていく力を身につけていくわけであるが、 中には、自らの力だけでは解決することが困難な課題を抱えてしまった子どももいる。 その場合には、周囲からの支援、特別な配慮が必要になってくる。 苦しんでいる子どもをひとりでも多く救っていくためにも、 ぜひ、この特別支援教育の支援システムを、 柔軟に広く活用していく方向でのご検討をお願いしたいと思うが、いかがか。
教育長⇒今はあくまで、特別な支援が必要な障がいのある児童・生徒に対する支援というところで限定をかけているが、障がいがないからといって、この特別支援教育の範疇に入らないということでは当然ないので、そういう方向に進んでいきたいと思っている。
市長部局においても、子どもたちを取り巻く厳しい現状をよく理解していただき、 教育委員会でそのような新たな体制づくりが示されたあかつきには、 その決意を真摯に受け止めていただき、 しっかりと予算措置を行っていただくようお願いしたいが、いかがか。
政策部長⇒教育委員会、それから福祉保健部、連携をとって十分対応していきたいと思っている。
【特別支援教育の対象について、主な議会報告】 特別支援教育について@(平成18年6月議会) 特別支援教育についてA(平成18年6月議会) 特別な支援を必要とする子どもについて(平成15年9月議会)
【特別支援教育の対象について、主な活動報告】 対象を限定しないのも、ひとつの方法(平成16年2月) 東京LD親の会連絡会主催の講演会報告 (平成16年1月) 都政フォーラム「これからの心身障がい教育を考える」の報告 (平成15年9月)
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