2006 年
7 月
17 日
カテゴリ:特別支援教育
平成18年第2回定例会・一般質問F
〜特別支援教育に向け、就学前からの取り組みについて、問う〜
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「特別支援教育」とは、一人ひとりに応じた教育的ニーズにこたえると同時に、 いろいろな状況にある子どもたちを正しく理解し、共に学び、共に生きていくという、インクルージョン、ノーマライゼーションの概念にもつながる。 この概念を推進していくためには、小中学校での生活だけを切り取って考え、小学校入学と同時にスタートするのではなく、 子どもの成長に合わせて、学校・家庭・地域・行政が連携しながら取り組んでいくことが大事である。
たとえば、現在、保育園や学童保育では障がい児枠が限定されているので、 生活圏以外の園に通わなくてはいけない場合が少なくない。 そのときに、あえて生活圏内の保育園に在籍できるような配慮をし、 積極的に地域での仲間づくりに取り組むことによって、 その子が小学校に入学したときには、小学校まで親が送迎するのではなく、 一緒に手をつないで登下校し、教室でサポートしてくれるお友だちや保護者の輪を地域や学校の中でつくっていく。 そのことが、特別支援教育を支える大きな力になっていくのではないか。
そのためには、その子の生活圏でいかに理解者・支援者をつくり、 専門家を含めた支援体制をいかに整えていくのか、 子どもの成長をトータルに見通した個別支援計画をたて、 地域の中で重層的な支援ネットワークを構築していくことが不可欠であるが、いかがか。
子ども政策担当部長⇒保育園や子ども家庭支援センターや健康推進課などと連携をとり、ネットワークをつくっている。保育園から小学校へ上がる際にも、子どものプライバシーを尊重しながら、受け入れ側の教師と意見交換する機会を持っている。 このように、一貫した流れの中で、相互に連携をとりながら子どもの発達を見守っている形にはなっている。
子どもにとって、“お友だち”の存在は非常に大きく、仲間が支えてくれることで、どんどん成長していく。いかに地域の中で仲間をつくっていくかが重要だと思う。その視点でのつながりが乏しいのではという懸念があるが、いかがか。
子ども政策担当部長⇒障がいのあるお子さんが必ずしも地元の学校に上がられるかどうかという問題もあるので、お友だちがどこまでカバーできるのか。また、お友だち自身がまだ6〜7歳の小学校一年生であるので、どれだけのサポートができるのかという限界もあり、非常に難しいと思う。 ただ、心のつながりを大切にして、保育園や学校で何ができるのかを考えていくしかないと思っている。基本的には地元の小学校に上がるので、保育園のときのお友達がそのまま続いていくと考えている。
続けばいいが、現在は保育園の枠が限定されていることで、生活圏以外の園に行かざるを得ない現状が多いことを危惧して申し上げている。 特別支援教育では、今後、子どもの成長をトータルに見通した個別支援計画を立て、地域の中で支援ネットワークを構築していく予定があると思うが、いかがか。
教育長⇒特別支援教育推進委員会では、義務教育の前、義務教育中、義務教育後の3段階に分け、どのようなネットワークが構築できるのかについて検討を進めている。その報告の中で、一定のまとめができるのではないか。
就学前の取り組みも非常に大事なことだと思っている。 療育機関である「こどもの発達センターつくしんぼ」だけで抱え込むだけでなく、親子ひろば事業や児童館のサークルなど、地域の集まりに参加しやすい状況をどんどんつくっていく。その中で、地域の中で支えあう関係、輪をつくっていく取り組みをしていくことも、特別支援教育に向けては必要なことである。 このようなことも、現在、教育委員会で検討されているネットワークづくりでの課題として挙げていただきたい。
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