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2003 年 9 月 20 日     カテゴリ:特別支援教育
都政フォーラム「これからの心身障がい教育を考える」の報告
〜一人一人のニーズに応じた教育とは?〜
 9月20日(土)13:30より国分寺労政会館において、「これからの心身障がい教育を考える」をテーマにフォーラムを行いました。

 衆議院議員の石毛えい子さんから、
「国の発表した『今後の特別支援教育の在り方について』では、“障害のある児童生徒一人一人の教育ニーズに応じて適切な教育的支援を行う”とあるが、実は、
この“一人一人の教育的ニーズ”とは何か、という明言がなされていない。
この教育的ニーズは、子どもと保護者にとってのニーズなのか、文部科学省が判断するものなのか、今後、注目していく必要がある」との提言がありました。

 都議会議員の大西由紀子さんからは、「これからの東京都の心身障がい教育の在り方について(中間まとめ)」の概要説明があり、
引き続き、私の方からは国分寺市の障がい児教育の現状と課題を報告いたしました。

 今回の「特別支援教育」では“一人一人のニーズに応じた教育”というフレーズが何度も出てきますが、この“一人一人”とは、「障がいのある子ども」という括りになっています。
 けれども、必ずしも、特別な支援を必要とする子ども=障がいのある子ども、ではありません。
障がいがあっても、特に支援を必要としない場合もありますし、障がいがなくても、いろいろな要因があって配慮が必要な子どももいます。
 子どもを障がいのあるなしで判断していくのではなく、
その子が、自らの力では解決できない困難な課題を抱えているのかどうか、
そのことでどういう支援を必要としているのか、という視点で考えていくことが、今後求められてくると思います。
 そして、重要なことは、その特別な支援とは、必ずしも「少人数指導」ではありません。
 障がいがある、あるいは困難を抱えているという状況が、その後の人生における可能性や選択肢を狭めることのないよう、
「集団生活の中で、どうすれば受け入れられるのか」といった、
社会の中で共生・共存していくための支援・体制づくりこそが必要なのではないかと思います。

 これからのノーマライゼーションの社会をつくり上げていく大きな原動力となる子どもたちが、
障がいのあるなしという、一面的なことで人を判断していくのではなく、
多様な価値観の中で、人との関係性を結んでいけるような環境にしていくためにも、
今後も精一杯の働きかけをしていきたいと思います。
ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください


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