2006 年
10 月
25 日
カテゴリ:人権・平和のこと
平成18年第3回定例会・一般質問B(平和施策について)
〜平和学習プログラムの必要性について(その1)〜
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「非核平和都市宣言」を行った自治体として、更なる充実が十分可能であると思いますことから、何点かのご提案をさせていただきます。
9月2日に行われた「第35回平和祈念行事」に参加しました。 「親と子で考え、語り継いでいく平和」とのタイトルだったので、何か考えるきっかけになればと小学生の子どもと一緒に行ったのですが、 どうも企画内容には年少の子どもたちを対象とした視点が含まれていないのではと思われました。 これまでも、市が主催する平和関連の事業に何度か参加しましたが、参加者のほとんどがもう十分に戦争の恐ろしさをご認識されている世代が中心で、 私もそんなに若い世代ではないはずなのに、だいたいいつも最年少の部類になっています。 平和に関する事柄については、それぞれの年代ごとに、知識の蓄積や思い入れ、関心などに非常に差があることが想定されることから、 「誰に、何を伝えたいのか」を明確にし、それに合わせた綿密な組み立てこそが重要であると思います。 そういう分析や努力をせずして、参加者が少ないからこれを止めてこっちにしようなどと安易に判断するのは職務怠慢であり、 私からすれば、「平和施策」の取り組みの本質を違えていると指摘せざるを得ません。 市民自治の確立を目指す国分寺市であるからこそ、行政側だけで考えて解決しようとするのではなく、必ず市民に投げかけて、市民と一緒に考えることを心がけていただきたいと思います。
たとえば、長崎市では、「若い世代が平和を学び、自ら行動するための総合的な指針」として、2002年に「ナガサキ平和学習プログラム」を創設しています。このプログラムは、「ナガサキ平和学習プログラム検討委員会」での話し合いの他、10代〜20代で構成された「若者プロジェクト」での意見も集約したうえで出された提言がもとになっています。 提言書では、従来の平和学習を見直し参加型学習への転換を図るよう求めたほか、平和学習の場を学校から地域へと広げ、成長の段階に合わせて平和を学べるよう、具体策が記述されています。 国分寺市でも、今後どのように平和施策に取り組んでいくのか、全体を見渡して整理する必要があるように思いますがいかがでしょうか。
市長⇒国分寺市の平和行政としては、8月6日の広島平和記念式典の参列、夏休み中の企画として親子で第5福竜丸等の都内の施設の見学、8月15日に市役所前の平和の碑の前にて執り行った平和祈念式、8月21〜22日には小中学生をピースメッセンジャーとして広島に派遣、そして9月2日に平和記念行事を行いました。この平和記念行事について、議員からご意見を頂戴しましたが、私は反省会でも言ったのですが、「年々充実してきて、昨年を上回る良さだった」との感想を持っています。議員が言うような年代の低い子どもたちへの教育ということになると、時間の限られた中での行事ではなかなか難しいかと思う。 いただきました意見は、今後の行事に生かせるよう努力してまいりたい。
戦争についての意識がない、知識がない人が増えているという現状を踏まえると、 ただ、その場になんとなく人が集まって、その場を共有するというのではなく、 これからは、対象者は「誰」で「何を伝えたいのか」を明確にした上で、よりストレートなメッセージが求められるのではないかと、記念式典に参加して、私は強く感じました。 ぜひ、ご検討お願いいたします。
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