2006 年
2 月
2 日
カテゴリ:ジェンダーを考える
ジェンダーを考える@
〜自分がやりたいと思うことを妨げるものが「性差」であることに、納得できるかどうか〜
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息子が3歳のとき、「髪の毛をゴムで結んで」と言い出した。 理由を聞くと、「このゴムがとってもキレイだから、髪の毛にしてみたくなったの」とのこと。 息子は赤ちゃんのころから、オレンジとかグリーンとか、明るいはっきりとした色が好きな子だった。 かつて、「この方が綺麗だから」と風呂敷を裏ッ返しにして荷物を包んでいた息子を見て、「この子は大事にせねば」と、芥川龍之介が非常に感心したという話を思い出した。 私も息子の感性に感激して、髪の毛をゴムでしばって保育園に行った。先生に聞かれたら、得意になってその言葉を伝えようと思って……。 ところが、周囲の反応は私の期待したものとはどうも違い、自慢どころではなくなった。 「今日は、“のぶ子ちゃん”だね」と、大笑いされ、ゴムをした理由も言いそびれてしまった。
息子は女の子のキャラクターもけっこう好きで、所有したり身に着けてたりしていたけれど、ある時、「女の子用の物は、男は持っちゃいけないの?」と聞いてきた。 どうも、男なのに女の子が好むような物を持っているのはいけないことだという「罪悪感」に苛まれているよう。 「自分がいいなぁと思うものを持てばいいと、お母さんは思っている。でも、人によっては、男の子が女の子の物を持っているって笑ったり、茶化したりすることもあるかもしれない。要は自分がそのことに我慢できるかできないかだろうと思うけど」 「なーんだ、そんなのは平気だよ」 悪い事をしてないんだから、笑われても平気だと息子は言った。 彼が4歳か5歳のときである。
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