2006 年
10 月
11 日
カテゴリ:いろいろ思うこと
歩行者・自転車優先のまちづくり
〜自分は他者に対して「脅威」を与える存在なんだという自覚も必要〜
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読みきり童話『自動車クンと自転車クンと歩行者サンの話し合い』 自動車「おい自転車。おまえ、やたらチョロチョロして、ウザイんだよ」 歩行者「私も自転車クンに文句がある。そうでなくても歩道が狭いのに、自転車クンが乱暴でいつも怖い思いしてるのよ」 自転車「冗談じゃないよ。僕だって軽車両なのに、道路は自動車クンが我が物顔で走ってるから、走りにくいし、いつも怖い思いをしてる。今年4月からは歩道を走ってもいいってきまりになったけど、段差が多くて転びそうになるし、歩行者サン達からは邪魔扱いされるし。一体どこを走ればいいんだよ!」 自動車「なるほどな、おまえのつらい立場もよくわかったよ。それに、そんなに怖い思いをさせてたなんて、気づかなかった。ごめんな」 自転車「僕だって、歩行者サンたちにそんなに怖い思いをさせていたなんて、気づかなかった、ごめんね」 歩行者「命に関わる問題だから、お互いに相手の立場になって気をつけようよ。それから、自転車クンは、暗くなったら必ずライトを点けてよね」 自転車「街灯が明るいから、点けなくても良く見えるんだ」 歩行者「そうじゃなくて、ライトは自分の存在を他者に伝える役割もあるの。暗闇から飛び出してくるから、ぶつかっちゃった友だちもたくさんいるんだよ」 自転車「はい、すいません」 自動車「そうだ! 今まで道路の舗装とか拡張とか、オレが走りやすいようにするためにいっぱいお金を使ってきたけど、これからは自転車クンや歩行者サンたちが安心して歩いたり走ったりできるためにお金を使おうよ!」 自転車・歩行者「さんせ〜い!!」
自動車クン、自転車クン、歩行者サン、それぞれ最初は自分の立場しか見えていなかったけど、話し合っていくうちに、だんだんと相手の立場も見えてきました。 その中でこれからどうしていけばいいのかも、考えることができました。 すぐに環境を変えることは難しいかもしれませんが、お互いのちょっとした思いやりが加わるだけでも、随分快適に過ごせるようになるもんです。 みんなの周りにも、きっと同じような課題があるんじゃないのかな? 自分の立場ばかりじゃなく、目線を変えて、ちょっと考えてみようよ。 (了)
・・・・・・と、おあとがよろしいようで。
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