2007 年
10 月
5 日
カテゴリ:子どもたちのこと
子どもの視点に立ち、CAPの実施を求める(9月議会質問D)
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CAP(キャップ=子どもに対する暴力防止プログラム)では、 見知らぬ人からの暴力として誘拐、 知っている人からの暴力として性的暴力、 仲間からの暴力としていじめ、 また、中学生向けにはこれにプラスして、親からの押し付けを盛り込み、 このようなあらゆる暴力に対して、どうやって自分の尊厳を守っていくのかを、子どもたちが自ら学んでいく、体感していくというプログラムになっている。
事件や犯罪を含めて、人権侵害を受けている子どもの中には、 自分が暴力を受けているという認識のない場合もある。 また、暴力という認識はあるが、 それは自分が悪い子だから、大人や親や先生から罰を受けている、仕方がないことだと思い込み、我慢してしまっている場合もある。 もっと言えば、声を出して助けを求めれば、駆け寄って助けてくれる大人がいる、そういう状況の中で、子どもに対する犯罪、暴力、人権侵害が行われているケースが、実は少なくない。
そういう現状も踏まえ、CAPでは、 「自分が嫌な気持ち、不安な気持ちになったときには、 我慢しないでNOと言っていいんだよ」と、子どもに伝えている。 つまり、本来、人間が持っている危険を感じるセンサー、危機回避能力を信じて、その力をこそ引き出し、伸ばそうとしている。 その点についても、私は評価している。
また、CAPは子どもを対象としたプログラムというイメージがあるが、 「親や教職員や地域の大人など、子どもを支える立場にある人が、子どもに対する暴力についてきちんとした知識を持つことは とても大切なこと」として、 必ず、保護者や教職員、地域の大人も同時に体験するようになっている。
以上を踏まえて、くらしの安全課でまだ未実施の、 児童向けの自己防衛力向上講習会を含めた「防犯講習会事業」として、 ぜひ、このCAPを実施していただきたいが、いかがか。
総務部長⇒防犯講習会は、当初セーフティ教室が18年度で終了とのことだったので、19年度からはこの予算で実施する予定にしていた。けれども、19年度も警察が対応してくれるということで、この予算は未実施になっている。予算も限りがあり、果たしてCAPが実施できるかどうか、検討してみたい。
今、「セーフティ教室」との話があったが、 「セーフティ教室」と「CAP」の視点は、全く違う。 子どもに対して、自らにふりかかってくる可能性のある暴力について話をすることは、非常に配慮を要する。 CAPは、そのことを十分に踏まえて、実施に向けてしっかりと研修を積み、 子どもたちに不安を与えない、誤解を招かないよう、言葉ひとつにも気をつけている。
以前もどこかの場面で、CAPの提案をした時に、 「セーフティ教室は無料でできる」というような答弁があったが、 何を重要視するのかをもう一度考えた上で、ご検討いただきたい。
総務部長⇒予算の範囲内でできるかどうかも含めて検討する。
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