子どもたちの生き方 かたはた智子の活動報告
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2005 年 2 月 6 日     カテゴリ:子どもたちのこと
子どもたちの生き方

「人生ゲーム」って、ご存知ですか?
職業に就いて、結婚し、家を買ったり子どもをもうけ、山あり谷ありのさまざまな事柄に遭遇しながらゴールするという、人生になぞらえて楽しむゲームです。私が子どもの頃にもすでにあったのですが、
職業に「お笑いタレント」や「フリーター」などがあったり「娘が文学賞を受賞する」など、時代に合わせて版を変え、今でも人気です。

これまで何度か家族で楽しんでいるのですが、子どもたちは非常に個性的にゲームを楽しんでいます。
下の子は保険類(自動車保険、生命保険、火災保険)には一切入らない、家は買わない、職業には就かずフリーターという主義。
上の子は、あるとき「結婚しない」と言い出しました。人生ゲームでは「結婚」は強制なので、ルールに反するのですが、その発想が面白かったので、家族だけの特別ルールとして「未婚」も認めることにしました。
結婚もせず、家も持たず、職業も持たず、淡々と人生を進んでいく子どもたちを見て、目に見えないながらも時代は変わっているんだなということを気づかされています。

「大きくなったら、何になるの」と聞かれ、3〜5歳の頃には、私はすでに「大きくなったらお嫁さんになる」と答えていたような記憶があります。テレビっ子だったせいか、学校を卒業したら紺のスモックの制服を着て働いて、お昼時間にはみんなでバレーボールをして、結婚退職をする・・・そんな将来を描いていました。
当時、「25歳は女の曲がり角」「オールドミス」「行き遅れ」という言葉があり、たとえゲームであっても、結婚しない人生など考えられない時代でした。
女性だけでなく男性もそうで、29歳で結婚した私の父などは、母方の親類から「その年まで独り者でいるということは、よっぽど女癖が悪いか本人に問題があるんじゃないか」と噂されていたとのこと。

就職して、結婚して、子どもを持つ・・・そういう人生が「普通の人生」であって、そこから少しでもはずれた人は「異質な存在」として肩身の狭い日々を送らなければならなかった時代は、もう過去のものであり、
今は結婚しようがしまいが、どういう職業を持とうが、自分の人生において自らが選択し、堂々と自信をもって生きていける時代になったんだということを、子どもたちの選択を通して、実感しています。

そして、それは決してゲームにおいてだけではなく、実人生においてもそうあるよう、次世代を生きる子どもたちをサポートしていきたいと、強く思っています。
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