2004 年
11 月
17 日
カテゴリ:子どもたちのこと
矛盾だらけの社会を生きている子どもたちA
〜真の課題は何なのかをしっかりと見極めよう!〜
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先日もらったチラシの中に、“今の子どもたちは、欲しいものはいつでも手に入り、これ以上望むものはないようにみえる”とありました。物欲は満たされているにも関わらず、心は豊かに育まれていない・・・という言葉が後に続いています。
@にも書きましたが、今の子どもたちは、企業戦略において重要な消費ターゲットとして位置づけられている存在です。 巨額を投資したマーケティング調査に基づき、いかにして子どもたちの購買欲をあおりたてるか、現在の所有物に満足する間もなく次から次へと新製品を発売し、際限なく親や祖父母に「欲しい!」とねだらせるかについて、日々研究が続けられています。 そして、実は、子どもだけではなく周囲の大人自身も、「子どもに買ってやりたくなるよう」仕向けられているのです。お気づきですか?
おもちゃ屋など子ども向けの商業店舗のみならず、ファースト・フードはじめファミリー向けの飲食店、テレビや雑誌などのメディアによる包囲網が敷かれ、社会全体の一大プロジェクトとして巧妙な仕掛けが用意されている中、個人として、どんな抵抗ができるのでしょうか? 「うちは一切余計なものを買わない!」と家庭内で決めたとしても、子どもに対する有形無形のアプローチは多方面から止むことはないので、 子ども個人の意思に関わらず、子どもは常に鼻先にニンジンをぶら下げられ、おあずけをくった状態に置かれることになります。 「欲しい」という欲求と果てしない闘いをせねばならなくなった子どもは、どこまで頑張れるのでしょうか?
今、私たち大人が早急にしなければならないことは、子ども自体に原因を求め、ねだる気持ちを抑制するよう「しつける」ばかりではなく、 「子どもは社会の宝」と謳いながら、一方では子どもの人間としての感情を全く無視して、自己利益のために都合よく子どもを操り、子どもを食い物にしている社会全体の矛盾に気づくことではないでしょうか。
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