2003 年
11 月
9 日
カテゴリ:子どもたちのこと
「子どもであること」を理由にしていませんか?
〜「子育ち」をどう支援していくか(2)〜
|
『世界子ども白書2003』の中に、「子どもたちは、子どもであるというだけの理由で差別を受けている」とありました。
私も子どもだった頃の記憶をひも解いていくと、 「子どもだから、そんなこと知らなくてもいいの」という言葉で、知りたい意欲をそがれてしまったり、 「子どものくせに、大人に口答えしないの」と、発言する機会を奪われてしまったり、 あるいは、「子どもらしくない」と言って、“大人の抱く子ども観”の枠からはみ出すことを許されなかったりなど、 「子どもであること」を理由として、様々な規制をされてきたように思います。
ある場所で、「“大人は○○しているのに、子どもは何で○○しちゃいけないの”と聞かれたら、“大人は働いているんだから、つべこべ言うんじゃない”と言えばいい」との発言を聞きました。 けれども、子どもだって好きで養われているのではないのです。それだけの社会的責任を負えないのは子どものせいではありません。 子どもの力ではどうにもならないことを理由にして、子どもを管理しようとするのは、子どもから力を奪ってしまいます。 なにかをしてはいけない理由について、「子どもであること」以外での説明ができる関係の中で、 コミュニケーションしながら、子ども自身が納得・理解していく。 その経過を経てこそ、物事の一つひとつに対して子どもが自ら考え、あるいは他者の意見を求めながら、 自己判断・自己規制していく力が育まれていくのではないかと思うのですが、 どう思われますか?
ご意見・ご感想をお聞かせください |
|
|
子どもたちのこと 最新20
|