2006 年
11 月
3 日
カテゴリ:市議会議員って、どんなことをしているの?
一人の人間として、どう生きていくか
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先日たまたま、離島に赴任したお医者さんのドラマを見たのですが、 すっかりはまってしまいました。 たしか3年前にオンエアされたドラマの再放送(新シリーズではなく)なのですが、当時はまだまだ子どもが小さいこともあって、22時台にゆっくりテレビを見られる状況ではなかったのです(といっても、今も同じような状況ですが・・・・・・)。
「医療」に関して、あきらめや怒りを持っていた住民たちの頑なな心が、 同様に憎しみや無関心の対象となっていた「医師」への信頼感が芽生える中で、 だんだんとほぐれていく様子が丁寧に描かれていて、 見ているこちらまで、なんだか勇気がみなぎってきます。
ドラマの中で、主人公の医師が、 “医師は患者の運命を支配するのではなく、患者自身が運命を切り開いていくことを助ける立場である” というようなことを言うシーンが何度かありました。 実は私はこのドラマを見ながら、 この言葉の「医療」→「政治」、「医師」→「議員」、「患者」→「市民」、「運命」→「生活」あるいは「自治」に置き換え、 議員としての自分自身のあり方に照らし合わせて、ドキドキ・ワクワクしていたのです。
患者に命を託してもらう医師と、市民から議会での議決を託してもらう議員と、 状況は違いますが似たような立場にあります。 では、市民や患者は、何に基づいて託すのか。
医師も議員も一種の権力を持っていますが、 その権力をどこに向かって行使するのかで、 「医師と患者」「議員と市民」との関係性は全く違うものになります。 これまで長らく、患者や市民は、 医師や議員にお任せ・丸投げの状態にあり、 その関係性は、ともすれば支配・被支配(一方向ではなく、双方の立場によってあるときには逆転することもある)の関係になりがちでした。
でも、権力を持っているだけでは、人を惹きつけることはできません。 その関係性のなれの果てが、 現在の「医療不信」「政治不信」につながっていると思うのは、 私だけでしょうか。
何のために、何をしたくて、自分は今、此処に在るのか。 ドラマの中のお医者さんも、いろいろな状況を経験する中で、 常にこの問いかけを自らにしています。
私自身も常に自問自答を繰り返しながら、自らの役割を見つめ直し、 たくさんの市民や多くの案件に対して、真摯にそして誠実に向き合いながら、 理想とするまちづくりに向かって、 地道に着実に、そして精力的に努力していきたいと思っています。 そして、恐らくそれは、“議員として”というよりも、 “私自身がどう生きていくか”ということに繋がっていくんだろうと思います。
市民の皆さんから、何よりも「信頼感」に基づいて 託していただけるような人間となれるよう、 毎日毎日の生活の中で、見聞きし、経験するあらゆることを糧として 日々、精進してまいります。
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